こんにちは、うま博士です!
この記事では競馬の基礎知識をわかりやすく紹介します。
この記事は次のようなひとにおすすめ!
・競馬そのものについてまったく知らないけれど興味はある
・競走馬についてカンタンに詳しく学びたい
⒈ 馬の色の種類について知ろう!
まず、みなさん競走馬をテレビ等で見たことがあるでしょうか?
競走馬には各個体それぞれの特徴でさまざまな色の馬が存在し、厳密にいうと約8種類ありますがそのなかでも主な
・鹿毛
・青鹿毛
・芦毛
・白毛
の4種類の色について紹介していきます。
①鹿毛(かげ)
まず、みなさんが競走馬と聞いてイメージするのはこの色の馬ではないでしょうか?
鹿毛の特徴としては、基本的に全身が茶褐色でタテガミや足は黒となっています。
競馬をあまり知らないという人も一度は耳にしたことがあるであろうディープインパクトもこの色です!
②青鹿毛(あおかげ)
青鹿毛の特徴としては、基本的に全身が黒色で眼や鼻など部分的に褐色が見られます。
2023年12月に引退した名馬イクイノックスもこの色です。
③芦毛(あしげ)
芦毛の特徴としては、肌の色は黒っぽく生えてくる毛の色は白が多く全身の見た目はグレーです。
2015年12月に引退した名馬ゴールドシップもこの色です!
④白毛(しろげ)
白毛の特徴としては、発現自体が非常に珍しいもので基本的には白色で肌がピンク色です。
2023年10月に引退したみんなのアイドルホースであるソダシもこの色です。
⒉ 走るコースの種類!
みなさんが競馬と聞いて馬が走っているのを想像すると広大な緑の芝を馬が駆け抜けているのをイメージするでしょう。
しかし、競馬では主に
・芝
・ダート
・障害
の3種類のレースコースがあるのです。
①芝コース
みなさんが競馬のコースをイメージすると出てくるであろう芝コースです。
この芝を約60kmもの速さで馬は走り抜けるため、定期的な管理を必要とし管理にお金が非常にかかり、日本ではJRA(日本中央競馬会)でしか芝コースは採用されていません。
↓2022年の日本ダービーという芝のレースです!!
②ダートコース
ダートコースというのを簡単に説明すると砂のコースです。
芝コースよりパワーを求められるコースとなっており、走る時間が長くなる傾向があります。
ダートコースはJRA(日本中央競馬会)、NAR(地方競馬全国協会)の両方に設置されています。
↓2017年のチャンピオンズカップというダートコースのレースです!!
③障害コース
みなさんがイメージする競馬とは平地を走るだけのものですが、障害物を飛び越えるなどして着順を競うレースもあるのです!
イメージでいうと馬術の要素に競争要素を取り入れた感じです!
↓2021年の中山大障害という障害コースのレースです!!
⒊ 走る距離の種類!
競馬は走る距離がレースによって異なります。
その種類について紹介していきます!
JRA(日本中央競馬会)では1,000m~3,600m(※障害競走では2,000m~4,250m)
NAR(地方競馬全国協会)では800m~2,600mもの幅広いコースの種類があります。
その中でも主な距離
・1,200m
・1,600m
・2,000m
・3,200m
の4コースについてみていきます。
人間と同じように馬にも
短い距離が 得意な馬 苦手な馬
長い距離が 得意な馬 苦手な馬
のように向き不向きがあります!!!
①1,200m
日本競馬の中でも比較的短い距離のレースとなっていてこの距離を含む1,000m~1,400mを得意として走る馬のことをスプリンターといいます。
このスプリンターは比較的筋肉質でコンパクトな体型をしています。(ムキムキ!!)
②1,600m
1,600mを中心として活躍する馬をマイラーといいます。
このマイラーにはスプリンターのような瞬発力とスタミナの両方が必要とされます。
マイラーの代表例といえば先ほどの白毛でも紹介したソダシがいます。
③2,000m
日本競馬で最も一般的な距離が2,000mです。
2,000mという距離はスタミナも問われ、また瞬発力もといった高い総合力が問われるコースとなっています。
④3,200m
この3,200mを含む2,400m以上のレースで活躍する馬をステイヤーといいます。
このステイヤーは距離を見たらわかるように非常に高いスタミナ力を必要とされます。